社長ブログ
2018.10.08
こどもの為の地域社会について④
人を育む環境は、その人が実際に住む地域空間の人のつながり。
そう、地域のコミニティーじゃわ。
地域コミュニティーの核は、町内会活動じゃな。
町内会は、民主主義の末端組織であり戦前は、町内会活動が政治的統制に利用されとった。
じゃけど、それは、町内会が統制的だからじゃなく、社会の末端組織だからに過ぎん。
そして、全体主義的為政者がそこに目を付けたからじゃ。
真の民主主義を実現したいならば、町内会活動をこそ民主主義の最前線と捉えるべきなのである。
町内会活動を衰退させとるのは、子ども会、少年団、青年団活動の衰退に原因があるな、その子ども会、少年団、青年団活動を衰退させているのは、学校じゃ。
社会に巣立つ前の教育を間違うことは、人生の最初から間違うことになるが。
社会に巣立つ前の教育が、密室化された家内と社会から孤立した学校によってのみ担われていていてええんかのぉ。
引きこもりが問題にされとるが、教育空間そのものが引き籠もっとるにいじゃねェかの。
教育の内容を統一する必要があるんかのぉ。
明治維新以前は、地方がそれぞれ独自の教育をしてきて、それでも、有為な人材を数多く排出して来とるが。
地域コミュニティーこそ文化の担い手ならば、地域コミュニティーにこそ教育は、根ざすべきじゃが。
古里・生まれ故郷・田舎など我々の父祖の時代には必ず、古里があり、生まれ故郷があり、田舎があったがぁ。
豊かな自然と温かな人情があり。子ども達は、そこで多くのことを学んだんじゃな。
今その古里や故郷、田舎が失われつつあるんじゃなぁ。
それこそが現代教育の根本的問題なんじゃと思わんか。